北京
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ペルーのボルアルテ大統領はこのほど、中国中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)傘下のCGTNのインタビューに応じ、「アジア太平洋経済協力(APEC)会議の主催側として、多国間プラットフォームを通じてグローバル化への自信を強めたい。また、国の現状を改善し、中国の発展から知恵をくみ取りたいと望んでいる」と述べました。
CGTN記者の取材に応じたボルアルテ大統領
ボルアルテ大統領は、「APECは地域経済の発展を推進する企業家たちを会議に誘致し、経済、インフラ、観光業、環境保護、エネルギーのグリーン転換などの分野や新興経済体のために力を与えた。われわれは企業家たちがより適切に自分の位置づけを見いだすことができるよう、多元的な経済協力プラットフォームを構築した」と述べました。
ボルアルテ大統領はまた、「中国はAPECの21経済体が経済交流する上で重要な役割を果たしている。例えば、チャンカイ港は中国が太平洋地域で積極的な役割を果たしていることを証明する例の一つだ。ペルーにとって、チャンカイ港は経済と技術の面で大きなチャンスをもたらした。ペルーだけでなく、ブラジル、コロンビア、エクアドル、アルゼンチン、チリなど、アメリカ州のすべての国がチャンカイ港の恩恵を受けることができるよう期待している」と語りました。
ここ数年、「一帯一路」構想を推進する中で、中国とペルーは多くの分野で豊かな成果を上げており、それにはインフラ分野も含まれています。ボルアルテ大統領は「習近平主席が提唱した『一帯一路』共同建設は、相互尊重や公平公正、平和維持の面で学ぶに値する手本を示した。ペルーは引き続き『一帯一路』共同建設に参加し、経済市場を拡大し、引き続き新興国としての発展を推進していきたい」との意欲を示しました。(藍、坂下)
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