北京
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中国北中部の山西省太原市で21日に開催された2024中国自動車充電電池交換生態会議で、中国の充電インフラ建設が今年になり急成長していることが明らかにされました。
中国電気自動車充電インフラ促進連盟の最新統計によると、今年1-10月の中国の充電インフラ増加数は前年同期比19.8%増の328万8000台でした。2024年10月時点で、中国の充電インフラの合計台数は前年同期比49.4%増の1188万4000台に達しました。
中国は近年、政府部門の多くが多数の政策を打ち出したことにより、初期状態として比較的完全な充電および電池交換サービス網が構築されました。充電インフラはすでに住宅地、高速道路サービスエリア、高速道路沿線、公共の場、さらに県や郷などの幅広い場所に普及しています。また、今年の新エネルギー車の年間生産台数と年間販売台数がいずれも1000万台を突破しており、充電インフラが市場を駆動する巨大な力になっています。
中国では現在までに充電インフラの保有台数が約1200万台近くに達し、新エネルギー車の保有台数は2800万台を超え、充電スタンドが1基増えるごとに新エネルギー車が2.6台増えている状態です。この数字は、充電インフラの増加は新エネルギー車の急増に追いつくことがほぼ可能であることを意味すると考えられています。
充電インフラが急速に成長するのと同時に、産業チェーンも整備されつつあります。移動充電、ワイヤレス充電、メガワット級大出力充電などの新技術が投入され、スマート充電設備が比較的急速に増えています。次の段階としては、急速充電と電池の迅速交換の技術やスマートで秩序ある充電などで、充電技術とビジネスモデルの革新が積極的に進められていきます。(HJ、鈴木)
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