北京
PM2.577
23/19
米国の主要メディアであるNBCと米紙ワシントン・ポストの報道によると、米国民の約3分の1が、これまで発見されていなかった化学副産物を含む水道水を飲んでいる可能性があることが新たな研究で明らかになりました。一部の科学者は、この物質が有毒である可能性を懸念しており、詳しい調査が進められています。
この研究の結果は、米科学誌サイエンスに21日付で発表されました。新たに特定されたPFAS(ピーファス)は「クロロニトラミドアニオン(chloronitramide anions)」と名付けられ、水をクロラミンによって処理する際に生成されることが分かりました。クロラミンは、一般的に地方自治体の給水システムでウイルスや細菌を殺菌するために使用されている消毒剤です。
この研究によれば、約1億1300万人の米国民がクロラミンで処理された水道水を日常的に飲用していると推定されています。(雲、坂下)
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