北京
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中国有人宇宙プロジェクトの周建平総設計士は21日、深セン市で開催された第6回有人宇宙学術大会で、「中国の有人月面探査プロジェクトの有人月面着陸ミッションは前期の基幹技術の難関突破と論証の深化を完了し、現在は全面的に初期プロトタイプの開発段階に入った」と述べました。
計画によると、中国は2030年までに中国人初の月面着陸を実現し、月面科学調査や関連技術試験などを実施し、有人の地球-月往復、月面短期滞在、人間と機械による共同探査などの基幹技術を掌握し、「着陸、巡回、採取、研究、帰還」など複数のミッションを完了し、独立自主の有人月面探査能力を形成します。
現在、「長征10号」運搬ロケット、「夢舟」有人宇宙船、「攬月」月面着陸機、有人月面車などの初期プロトタイプの製品開発が急ピッチで進められています。
中国の有人月面着陸ミッションの主な過程は次のようになります。まず攬月月面着陸機を打ち上げ月周回軌道で停止して待機し、その後夢舟有人宇宙船を打ち上げ、宇宙船と着陸機が月周回軌道でドッキングします。宇宙飛行士は宇宙船から着陸機に入り、着陸機は宇宙船から分離して月面に降下し、宇宙飛行士は月面活動を展開します。その後、宇宙飛行士は着陸機に乗って離陸し宇宙船とドッキングし、宇宙飛行士は宇宙船に入ります。宇宙船は着陸機の月面着陸モジュールから分離され、地球に戻ります。(ヒガシ、榊原)
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