外交部「米国は核軍縮の特殊かつ優先すべき責任を履行せよ」

2024-11-21 18:03:32  CRI

 米国の軍当局者はかつて、「米国は核戦争を望んでいない。ただし核戦争が発生した場合、米国は潜在的な将来の相手を抑止するために核兵器庫内の一部を保留することを望む」と述べたことがあります。外交部の林剣報道官は21日の定例記者会見で、この発言に関する外国メディアの記者から中国側の態度表明を求める質問に答えて、「米国は核軍縮の特殊かつ優先すべき責任を確実に履行すべきだ」と述べました。

 林報道官は、「米側当局者の態度表明は、米国が覇権を追求し、絶対的な戦略的優位を求める古い考え方を反映したものだ。米国はここ数年来、(大陸間弾道ミサイル、潜水艦発射型弾道ミサイル、長距離爆撃機による)『三位一体』型の核戦力を強化しつづけ、国家の安全政策における核兵器の役割を高め、同盟国と核を共有する『抑止力の延長』の配備を強化し、中距離ミサイルや防衛ミサイルの最前線配備を強化し、世界の戦略バランスと安定を甚だしく破壊し、軍事競争と対抗を激化させ、核のリスクを高めてきた」と指摘しました。

 林報道官はまた、「米国は核兵器をさらに1歩進めて大幅かつ実質的に削減すべきであり、全面的かつ徹底的な核軍縮を実現するための条件を整えるべきだ」と述べました。(まげつ、鈴木)

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