北京
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外交部の林剣報道官は21日の定例記者会見で、先日に終わった習近平国家主席のブラジルへの公式訪問に関する記者からの質問に答え、さらに「中国はブラジルと共に両国関係の時代における意義を絶えず豊かにしていくことを望む」と説明しました。
林報道官は、「習主席の訪問期間中、両国の首脳は中国とブラジルの関係を、より公正な世界とより持続可能な地球を共同で建設する運命共同体に引き上げ、『一帯一路』構想をブラジルの発展戦略と結びつけることを宣言した」と紹介しました。
林報道官は、「両首脳は、両国関係は歴史を通じて最良の時期にあり、両国関係は発展途上国が手を携え、団結し、協力する模範になっているとの認識で一致した」と紹介し、さらに、両首脳は二国間関係の位置づけを高め、両国の発展戦略を結びつけることは、両国関係を前進させ、次の「黄金の50年」を開き、「グローバルサウス」諸国の団結と自己強化の模範を示し、グローバルガバナンスにおける発展途上国の代表と発言力を高めるために新たな貢献をすることになることでも意見が一致したと紹介しました。
両首脳は、「中華人民共和国とブラジル連邦共和国の手を携えてより公正な世界とより持続可能な地球を構築する中国・ブラジル運命共同体に関する共同声明」に署名しました。習主席の訪問中は、それ以外にも多くの二国間協力文書が締結されました。林報道官は、「中国はブラジルと共に真の多国間主義を堅持し、『必要なのは発展であり貧困ではない』『対立よりも協力』『覇権よりも正義』という新しい時代の強い声を共に発信していくことを望む」と述べました。(藍、鈴木)
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