北京
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回転中の斜張橋
中国中部の山西省太原市陽曲県で19日午前、山西省・大同駅と陝西省・孟塬駅を結ぶ北同蒲鉄道をまたぐ新陽大街東延長線の斜張橋が、右回り32度回転し、5本の鉄道レールを越えて精確なドッキングに成功しました。これは中国の高震度エリアで最大重量の斜張橋の空中回転となります。
陽曲県新陽大街東延長線は全長2951.3メートルで、陽曲県の旧市街区と東の新区を結ぶ重要な交通中枢です。北同蒲鉄道をまたぐ同斜張橋は全長540メートル、うち回転部分の長さは285メートルで、19ペア計76本のケーブルが採用され、橋脚回転式で、最大の回転梁は長さ142.5メートルで、最大回転負荷は3万6900トンです。
同橋が位置する太原-陽曲地震帯は高震度エリアで、鉄道にも隣接し、建設の難度は非常に高いです。橋の強度を高めるため、建設者は施工方法を見直し、従来のケーブル施工効率を5倍に向上させました。(Lin、野谷)
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