北京
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世界バドミントン連盟(BWF)理事会はこのほど、マレーシアのクアラルンプールで会議を開き、試合に関する一部の規則を変更し、緊急時に医師が審判の指示なしにコートに入ることを許可しました。
BWFの公式サイトで公表された新たな規則には医療に関するものも含まれていて、心停止の疑いがある場合、または意識消失を伴う脳振とうの疑いがある場合、トーナメントドクターは審判の指示なしにコートに入り医療介入することが許可されます。BWFはまた、すべての会員に対し、積極的な予防措置として、選手の健康状態を定期的に監視することを推奨しています。
中国ジュニア代表の張志傑選手(17)が6月30日にインドネシアで行われた試合中に倒れ、帰らぬ人となったことについて、インドネシアバドミントン協会は7月1日の記者会見で、その経緯について説明した上で、病院での治療と検査によると張選手は心停止で亡くなったとの見解を示しました。
BWFが規則を変更したことを受け、張選手の親友は「これは志傑の命と引き換えにできた新規則だ」とし、「(彼は)何の罪もなくこの世を去った。このようなことは二度と起きないでほしい。私たちがその場にいたら、彼を救うために全力を尽くしていただろう。(大会側は)救命のための『黄金の時間』を逃してしまった」と述べました。(Mou、柳川)
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