全国統合コンピューティングネットワークの甘粛ハブノードが3万ペタフロップス突破

　データセンタープロジェクトの完成と稼働に伴い、19日には全国統合コンピューティングネットワークの甘粛ハブノードの標準ラック数が2万1000ラックに達し、計算能力は3万P（ペタフロップス）を突破して3万3000Pに達しました。

　1万Pとは、1の後に0を19個つけた数字の回数分の足し算または引き算を1秒間で実行する能力のことで、3万Pは例えるならば中国全国の14億人が1秒に1回の割合で足し算または引き算を実行すると仮定して、600年以上も不眠不休で取り組んで達成できる計算量を1秒で終わらせる速さです。

　甘粛ハブノードではコンピューターやサーバを複数結合して一つのシステムのように稼働させるクラスター計算能力はさらに強化され、全国八大ハブノードの中で最も大きな成長率と増量が最大のデータセンタークラスターになりました。これらが基盤となる計算能力はすでに人工知能（AI）スーパーアプリケーションモデルの訓練や推論を支えることができ、自動運転やインテリジェントなデジタル設計と建造、音声認識などの応用分野にも容易に対応できるようになりました。（ヒガシ、鈴木）