北京
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外交部の林剣報道官は18日の定例記者会見で、習近平国家主席がペルー首都のリマで開催されたアジア太平洋経済協力(APEC)第31回非公式首脳会議に出席したことに関する記者の質問に回答し、さらに習主席が中国を代表して発表した提案について説明しました。
林報道官は、「現地時間11月16日、APEC第31回非公式首脳会議がペルーのリマで開催された。習近平主席はこの会議に出席し、重要な演説を行った。習主席は演説の中で、アジア太平洋運命共同体の構築を推進し、アジア太平洋の新たな発展の時代を切り開くために、以下の3点の提案を示した」と紹介しました。
習主席の提案とは、第一に、多国間主義と開放型経済の大方向を堅持し、地域の経済の一体化と相互連結性の推進に注力することです。
次に人工知能(AI)や量子情報、生命健康などの先端分野で交流と協力を強化し、アジア太平洋地域の発展の新たなエネルギーと強みを構築することです。
そして、経済と技術の協力を強化し、発展途上国や弱者層への支援を拡大することで、より多くの国と地域、民衆が発展の成果を享受できるようにすることです。
林報道官はまた、「習近平主席は、改革開放は中国と世界が共に発展する歴史の過程であり、中国の発展がアジア太平洋および世界の発展に新たなチャンスを提供すると強調した」と説明しました。
林報道官はさらに、「今回のAPEC首脳会議では、中国が2026年のAPEC議長国を務めることが承認された。中国がAPECのホスト国になるのは3回目だ」と紹介しました。(TONG、鈴木)
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