義烏から欧州に向かう貨物列車「中欧班列」 運行10年で6700本を突破

2024-11-18 18:20:01  CRI

 浙江省の義烏市にある義烏西駅では本日午前、中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車の中欧班列の1本であるX8020号が出発しました。目的地はスペイン首都のマドリードです。ちょうど10年前のこの日、義烏発の中欧班列の一番列車がこの駅を出発しました。

 X8020号は午前10時18分、コンテナ110個を満載した貨車をけん引して義烏西駅をゆっくりと発車しました。運ぶ商品は自動車部品、機械設備、日用品などです。

 義烏発の中欧班列はこの10年間で、中国とアジアと欧州の160以上の都市を結ぶネットワークを構築しました。義烏発の中欧班列が今年10月までに運んだ輸出入品目は26の大分類の約5万種類の商品に達しました。

 中国鉄路上海局杭州鉄道物流センター義烏営業部の童典利副主任は、「義烏発の中欧班列の運行本数は、運行開始当初は年間わずか23本でしたが、現在では年間1100本以上に増えました。年間輸送貨物の総額も当初の9200万ドルから26億2000万ドルへと、大幅に増えました」と説明しました。

 義烏発の中欧班列の累計運行本数は運行開始以来の10年間で6700本を突破し、輸送した貨物の総量はコンテナ67万TEUを超えました。(TONG、鈴木)

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