習主席 リオデジャネイロ空港で書面演説

　習近平国家主席は現地時間17日午後、専用機でリオデジャネイロに到着し、ブラジルのルーラ大統領の招待に応じて、主要20カ国・地域第19回首脳会議（G20サミット）に出席するほか、ブラジルを公式訪問します。

　習主席は空港での書面演説で、中国とブラジルは志を同じくする親友で、手を携えて前進する良いパートナーだと述べ、ここ数年来、両国の政治的相互信頼は持続的に深化し、実務的協力は大きな成果を上げ、世界にグローバルサウスの正義の声を共同で発信し、世界の平和と発展を促進するために重要な貢献をしてきたと述べました。

　習主席はさらに、「今年、両国は国交正常化50周年を盛大に祝賀した。今回の訪問は両国の戦略的相互信頼をさらに高め、双方の各分野の交流や協力を深め、両国関係が次の『黄金の50年』の幕開けを導くと信じている。私も第19回G20サミットに出席し、各方面とともに、平等で秩序ある世界の多極化、普遍的で包摂的な経済のグローバル化を共同で提唱し、G20が国際経済協力の重要なプラットフォームとして引き続き大きな役割を果たすよう推進することを期待している」と述べました。（閣、榊原）