北京
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中国の自主設計により建造された初の海洋掘削船「夢想号」が17日、南部広東省の省都・広州で正式に引き渡されました。この掘削船の建造は、中国の深海探査に関わる重要技術と装備製造が画期的な進展を遂げたことを示しています。習近平国家主席は祝賀の書簡を送り、研究機関と建造部門関係者に心からの祝賀の意を表すとともに、「さらに努力を重ね、この重要な科学技術装置を有効に活用し、海洋科学技術の革新を強化し、海洋分野における国際的な協力を広げ、中国式現代化の推進と人類運命共同体の構築推進のためにさらなる貢献をするよう望む」との期待を寄せました。
習主席はまた、「『夢想号』の海上試験が成功し、正式に就役することは、中国の深海進出、深海探査、深海開発における重要な一歩を踏み出したことを示している。研究機関と建造部門関係者は数多くの世界的な技術的課題を克服し、新時代の中国の科学技術者の自信と使命感を十分に示した」と評価しました。(任春生、坂下)
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