習近平国家主席はブラジルのリオデジャネイロで開かれる主要20カ国・地域第19回首脳会議(G20サミット)に出席し、ブラジルを公式訪問するに当たり、ブラジルで発行部数が最も多い『フォーリャ・ジ・サンパウロ』紙面で「万里を越えた友好で運命を共に 今こそ手を携えて出帆」と題する署名入り文章を発表しました。
習主席は文章で、「ブラジルは土地が広く物産が豊富で、風光明媚であり、多彩な文化があり、中国人民に深く愛される国だ。ブラジルは中国と戦略的パートナーシップを確立した最初の国であり、中国と全面的な戦略的パートナーシップを確立した初のラテンアメリカ国家でもある。両国関係は常に中国と発展途上国関係の先頭を走ってきた。国交樹立して50年来、両国関係は国際情勢の激変による試練を乗り越え、日増しに活発になり、それぞれの発展を力強く促進してきた。また、世界の平和と安定に積極的な貢献を果たし、二つの発展途上大国の協力とウィンウィンの模範を示してきた」と指摘しました。
文章はまた、「中国は15年連続してブラジルにとっての最大の貿易相手国であり、ブラジルの主たる外資投入国の一つだ。中国のブラジルからの輸入額はここ3年間、連続して1000億ドルの大台を超え、双方の貿易構造は日増しに改善され、協力のレベルは向上し続け、共通の利益は絶えず拡大し、それぞれの経済社会の発展を力強く促してきた」と示しました。
習主席はさらに、G20リオデジャネイロ・サミットは必ずや豊な成果を上げ、G20 の歴史に鮮明な「ブラジルの刻印」が残るとの期待を示しつつ、ブラジルのルラ大統領と共に努力して両国関係を新たな「黄金の50年」に導き入れ、より公正で持続可能な運命共同体の構築に取り組んでいく考えを示しました。(Lin、鈴木)
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