北京
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習近平国家主席は現地時間15日午前、リマで開催されたアジア太平洋経済協力(APEC)最高経営責任者(CEO)サミットに、「時代の大勢を見定め、世界の繁栄を共に促進しよう」と題する書面演説を寄せました。
習主席はその中で、「アジア太平洋地域の諸国は経済のグローバル化に深く溶け込んだ、一蓮托生(いちれんたくしょう)の利益共同体であり、運命共同体である。同時に、世界は新たな激動と変革の時期に入り、経済のグローバル化は進まなければ後退するという厳しい試練に直面している。アジア太平洋経済の行方は、われわれの選択にかかっている」と指摘しました。
その上で、「経済のグローバル化は社会の生産力発展の客観的な要求であり、科学技術進歩の必然的な結果だ。逆風や逆流に遭遇したものの、その大勢に変わりはない。互いに依存し合っている世界をさまざまな口実を設けて無理やり切り離そうとするのは、歴史の歯車を逆戻りさせることだ。困難な時期ほど、強い自信を持たなければならない。経済のグローバル化の方向を正しくリードし、手をつないで包摂的な経済のグローバル化を推進し、より活力に満ち、より包摂的で、より持続可能な新たな段階へと押し上げ、さまざまな国やさまざまな集団により良い恩恵をもたらして行かねばならない」と強調しました。(Yan、坂下)
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