北京
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中国は11月8日から2025年12月31日までの間、スロバキア、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、アイスランド、アンドラ、モナコ、リヒテンシュタイン、韓国の一般パスポート所持者に対してビザ免除政策を試行しています。これに先立ち、フランス、ドイツ、イタリアなどの国に対しても、同様の措置を実施しました。中国の多くの地方ではビザ免除政策の実施に伴い、多くの外国人観光客が訪れて晩秋から冬にかけての観光が盛り上がっています。
今回のビザ免除政策を試行した初日の8日午前、湖北省武漢天河国際空港はこの政策による最初のビザ免除入国者である韓国人観光客184人を迎えました。通関は順調で、全過程の所要時間はわずか2分余りでした。
武漢国境検査所の責任者によれば、韓国語に精通した警察官を配置して入国カード記入台で手助けすることでビザ免除入国通関の流れをよりよくしました。到着者を直ちに審査することで、迅速な通関を実現しているとのことです。8日から13日までの間に武漢天河国際空港でビザなしで入国した観光客は1560人に達しました。湖北省に到着した外国人観光客がよく行く景勝地には三峡や神農架などがあります。
張家界大峡谷景勝地のガラス橋
湖北に隣接する湖南省の張家界大峡谷景勝区では、韓国人とドイツ人の観光客が目に見えて増加しています。パスポートを所持していればチケットを直接購入でき、チケットの確認を受けてから景勝区に入って、現地の有名なガラス橋がもたらすスリルと刺激を体験し、大峡谷の風景を楽しむことができます。
今年に入ってから、張家界大峡谷景勝区には延べ43万6100人の海外からの観光客が訪れ、うち韓国人は延べ24万5000人でした。現地では、観光客全体の3分の1近くが海外からの観光客とのことです。(藍、鈴木)
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