スロバキア首相「『中国恐怖症』を患うすべての人に中国訪問を勧めたい」

2024-11-10 15:41:43  CRI

 スロバキアのフィツォ首相は、今月初めに中国を公式訪問した際に、北京で中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)のインタビューに応じ、「中国が成し遂げた進歩に驚いている」と述べました。

 フィツォ首相は、「私が1999年と2007年の2度の訪中の際、すさまじい発展ぶりをこの目で見た。そして今年の中国を目の当たりにし、(その発展ぶりに)さらに驚かされている。我が国に関していえば、スロバキア国民が15日間ビザなしで中国に入国できるようになったことから、(中国のことを脅威に思う)『中国恐怖症』を患うすべての人に中国訪問を勧める」と語りました。

 フィツォ首相は今回の訪中期間中、安徽省合肥市にある電気自動車(EV)用バッテリーメーカーも見学しました。これについて、フィツォ首相は、「欧州は、中国がEV産業、特にEV用バッテリーの生産分野において成し遂げためざましい進歩を羨ましく思っている。この分野でさまざまな政治的障壁を設けて中国との競争に対抗することは不可能だ。品質とコストパフォーマンスに優れた製品を造ってこそ競争力を高めることができるのだ」との考えを示しました。

 また、上海で開催中の中国国際輸入博覧会については、「スロバキアは人口がわずか550万人の、国土も狭い小さな国で、もちろん中国とは比べものにならないが、われわれは対等なパートナーとしての協力が非常にうまくいっている。あれだけ多くの企業が集まる博覧会に参加できたことは、スロバキアにとって大きなビジネスチャンスになることは間違いない」と述べました。(鵬、MI)

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