北京
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習近平国家主席は9日午後、中国を公式訪問中のインドネシアのプラボウォ大統領と北京の人民大会堂で会談し、「プラボウォ大統領は今年3月の大統領当選後、いち早く中国を初訪問し、正式就任後、初の公式訪問先に中国を選んだ。これは、中国とインドネシアの関係の高水準と戦略性を示すものだ」と述べました。
習主席はまた、「双方は、それぞれが自国の国情に見合った現代化の道を模索すること、自国の核心的利益と重大な懸念事項を守ることをしっかりと支持し合わなければならない。また、政治、経済、文化、海上、安全保障を五つの柱とした協力関係を構築しなければならない。『一帯一路』の質の高い共同建設を堅持しつつ、デジタル経済、先端製造業、循環型経済などの分野での協力を強化し、海上における共同開発協力を展開し、各自の現代化を推進する」と強調しました。
プラボウォ大統領は、「中国との全方位的な戦略協力を強化し、より緊密な全面的戦略パートナーとなり、地域および世界で影響力を持つ運命共同体を構築することを望む。また、G20など多国間枠組み内での意思疎通と協力を密接にし、『グローバル・サウス』の共同利益の確保、世界の多極化の促進、そして、人類運命共同体の構築の推進に向けて努力をしていきたい」と表明しました。
会談後、両首脳は共同開発、ブルーエコノミー、水利、鉱物などの分野に関する複数の二国間協力文書の調印に立ち会いました。双方はまた、『中華人民共和国とインドネシア共和国の全面的な戦略パートナーシップと中国・インドネシア運命共同体建設の推進に関する共同声明』を発表しました。(鵬、MI)
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