北京
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中国の新疆ウイグル自治区ハミ市と重慶市を結んで建設が進むプラスマイナス800キロボルト超々高圧直流送電プロジェクトの新疆区間が8日、全線貫通しました。
この送電線は、「疆電外送(新疆の電気を外部に送る)」の3本目となるもので、新疆のハミ市から重慶市渝北区までを結びます。投資額は286億元(約6112億円)に達し、ルートの全長は約2290キロで、新疆ウイグル自治区、甘粛省、陝西省、四川省、重慶市を経由します。
同工事の新疆区間は2023年12月6日に正式着工し、ルートの長さは348.594キロメートルで、新たに設置された鉄塔は679基に上ります。現地の強風と極寒に悩まれながらも、11カ月の緊迫した工事の末、新疆区間の全線貫通を果たしました。
同プロジェクトは2025年5月に稼働する予定で、稼働後は新疆から重慶市に毎年360億キロワット時を越える電力を輸送して、重慶市の電力需要の4分の1を満たすことができ、毎年600万トンの石炭消費を削減し、二酸化炭素排出量を1650万トン削減することができます。(怡康、坂下)
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