北京
PM2.577
23/19
工業情報化部によると、今年に入ってから、国家産業金融協力プラットフォームによる企業支援融資額が新たに前年同期比40.7%増となる2900億元(約6兆2284億円)増加しました。現在、このプラットフォームによる企業支援融資は既に累計1兆元(約21兆円)を超えています。
国家産業金融協力プラットフォームには、産業移転、先進製造業クラスター、5G、工業インターネットなど24の特色あるジャンルがあり、さまざまな分野や業界ごとの特徴に応じて、差別化された金融支援サービスを提供することができ、金融資源を重点分野の産業や比較的脆弱(ぜいじゃく)な部分により正確かつ効果的に割り当てることができます。企業側の使い勝手も非常に良く、ホーム―ページ上の公式リンクや携帯電話にダウンロードしたアプリからプラットフォームにログインすれば、速やかに申請ができ、自動的にマッチングされます。
中国情報通信研究院の余暁暉院長はこれについて、「企業側はプラットフォームで融資期間、利率、融資種別などに関する情報を迅速に入力することができ、プラットフォームが対応する金融商品を自動的にマッチングする。該当した金融機関は平均3日以内に企業と連絡することになる」と紹介しました。
現在、プラットフォームには既に34万社を超える優良企業の他、3000社近い金融機関と700以上の金融商品がそろっており、資金調達が難しい企業や資金調達コストの高さ、金融機関の貸し渋りなどの問題解決を支援しています。(任春生、坂下)
KANKAN特集