中国新エネ車が切り開くICV時代 50都市が路上実証テスト実施

2024-11-07 15:49:30  CRI

 第7回中国国際輸入博覧会(CIIE)の重要な構成部分である虹橋国際経済フォーラムが上海で開催され、19のサブフォーラムが設けられています。6日にはサブフォーラム「世界の新エネルギー車の未来」が開催されました。参加者は、新エネルギー車の今後の発展方向や、将来の新エネルギー車のインテリジェント化が交通エコロジーをどのように変化させるかなどについて議論しました。

 中国は新エネルギー車のバッテリー交換モデルの指導方針を作成し、商用車の電動化推進を加速する政策措置を検討し、新エネルギー車の全面的な市場化拡大を促進する一方で、優良企業の合併や買収を奨励するとのことです。

 今年1~9月、中国の新エネルギー車総販売台数は前年同期比32.5%増の832万台で、新車総販売台数の38.6%を占め、前年同期比8.8ポイント増加しました。フォーラムでは、専門家と業界代表者が新エネルギー車のインテリジェントな開発に焦点を当て、中国、米国、欧州、日本などの国と地域がコネクテッドアプリケーションの模索を加速し、自動車、道路、都市インフラの高度な融合を推進することについて議論しました。

 中国では目下50以上の都市がインテリジェントコネクテッドカー(ICV)の路上実証テストを進めており、テスト道路3万2000キロメートルが開放され、約1万キロメートルに及ぶ道路のインテリジェント化が完了したとのことです。(HJ、榊原)

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