北京
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大慶油田127型超深度貫入穿孔機が平均貫入深さ2895.6ミリを達成
中国北東部の大慶油田装備製造集団は6日、同社が独自に開発した127型超深度貫入穿孔機が平均貫入深さ2895.6ミリメートルを達成し、現場で米国石油協会(API)穿孔器設計認証を取得し、再び世界記録を更新したと発表しました。
石油・ガス資源の開発において、貫通弾は「黄金の鍵」と呼ばれ、その貫通力の深さは油井・ガス井の生産能力と開発効率に直接関係することが分かっています。貫通弾の貫通深さが100ミリメートル増すごとに、油井の生産量を4%向上させることができます。同社の研究者は材料選択、構造設計などの面で画期的な成果を上げ、3回連続で貫通弾の貫通深さの世界記録を樹立しています。
今回の貫通深さは2895.6ミリで、同社が2018年に2091ミリ、2023年に2593.6ミリの深さを達成したのに続く歴史的な突破となりました。今回の突破は、大慶油田の貫通弾の貫通性能が新たなレベルに引き上げられたことを示すもので、深地、海洋、非在来型の石油・ガス田の開発に技術的なサポートを提供します。
現在、同社の貫通設備製品は国内の石油・ガス田で広く使われているだけでなく、米国、インドネシア、スーダンなど23の国と地域にも販売されています。(HJ、坂下)
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