バッハIOC会長がCMGの技術力を高く評価実務協力の深化に期待

　2024年国際オリンピック委員会（IOC）デジタルビジネス・市場開発委員会会議が5日、オンラインとオフラインを組み合わせた形で開催されました。IOCのバッハ会長はあいさつの中で、中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）のメディアとしての革新技術の発展を高く評価し、パリオリンピック中継報道で誇らしい成績を収めたことを絶賛し、双方が引き続き実務協力を深化させることに期待を示しました。

　バッハ会長は、CMGの北京冬季オリンピック・パリオリンピックの報道は質も量も非常に優れていたとして感謝の意を表し、「パリオリンピック期間中、CMGは卓球、バドミントン、スポーツクライミング、体操の4競技の国際信号の制作を首尾よく完成させ、多くの分野で進んだ革新的な技術を披露し、関連報道は770億回近くの伝播記録を作り、非凡な成果を収めた」と評価しました。

　国際オリンピック委員会のデジタルビジネス・市場開発部のラロッサ主任はCMGの長期にわたるオリンピック事業への支援に感謝の意を示し、初のeスポーツオリンピックを来年サウジアラビアで開催することを明らかにし、関連試合はCMGのデジタル化やeスポーツ、人工知能（AI）開発の豊富な経験を参考にする必要があり、双方がこれまで通り緊密に協力し続けることに期待を示しました。

　今回の会議では、IOCのデジタル化戦略の進展、eスポーツ、人工知能とデジタル業務の発展傾向などの議題について討論されました。（Mou、藤井）