北京
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国家林業草原局と中国花卉(かき)協会の最新のまとめによりますと、今年第1~3四半期(1- 9月)の花卉の輸出入額は20億元(約420億円)を超え、通年の売上高は2000億元(約4兆2000億円)を突破する見通しです。
雲南省の昆明長水国際空港の検査場では、バラやカーネーション、ユリなどの新鮮な切り花の香りが漂う中、税関職員が検査と許可の手続きをしています。これらの花卉は国際便で海外市場に輸出されるものです。
同空港税関監督管理一科の徐邁副科長によりますと、同空港税関は今年1月から10月までに、輸出される各種の新鮮な切り花6776トン、1日当たり4万本を検査・許可しました。
中国の花卉市場は急成長しています。花卉の品種が多く、品質も向上し、海外市場でも認められており、毎年海外に輸出される花卉の数は1億本を超えています。
中国花卉協会の張引潮秘書長によりますと、中国は世界最大の花卉生産国、重要な花卉消費国、輸出入国で、中国の花卉の世界での影響力は高まり続けていると言うことができます。
花卉産業は産地の経済を促し、農村振興の重要な支えとなっています。最新の統計によりますと、全国の花卉栽培面積は150万ヘクタールで、従業者は500万人を超えています。(Mou、柳川)
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