北京
PM2.577
23/19
外交部の毛寧報道官は4日の定例記者会見で、記者から「中国は李強総理が大メコン圏地域経済協力(GMS)第8回首脳会議に出席することを発表したが、今回の会議開催に至った経緯および中国が今回の会議に期待をしている内容を紹介してほしい」との質問を受けました。
毛報道官は、「大メコン圏地域経済協力第8回首脳会議が6日から7日にかけて雲南省昆明で開催され、李強総理が出席して会議を主宰する。今回のテーマは『革新的な発展に焦点を当て、美しい家を共に建設する』だ」と述べました。
毛報道官は、「GMSメカニズムが設立されてから30年余り、中国、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムの加盟6カ国およびアジア開発銀行などの共同の努力の下で、経済・社会の共同発展と積極的な地域一体化建設が推進され、6カ国の人民に着実な利益をもたらした。世界経済の回復の遅れと地政学的混乱という現在の状況下で、団結と協力を強化し、発展・繁栄に焦点を当てていく必要性がいっそう際立っている。中国は今回の首脳会議を通じて、各国と深く交流し、開放、革新、統合、協同の四つのキーワードをしっかりと結びつけ、地域の相互接続、貿易投資、農業、貧困削減などの重点分野での協力がこれまで以上に進展し、地域の持続可能な発展を促進し、経済一体化を実現するためにより大きく貢献することを期待している」と述べました。(まげつ、坂下)
KANKAN特集