北京
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国連人権理事会が設立した「東エルサレムを含むパレスチナ被占領地およびイスラエルに関する独立調査委員会(COI)」のメンバーで、人権問題専門家のクリス・シドティ氏は現地時間30日記者会見を開き、昨年10月7日にイスラエルの子ども38人が殺害されて以降先週までに、ガザ地区で少なくとも1万3319人の子どもが犠牲となり、うち786人は1歳未満であることを報告しました。
「罪のない子どもたちがなぜ殺されるのか。子どもはテロリストではない」とシドティ氏は強調し、子どもらの犠牲が続くことへ深い懸念を示しました。
また、シドティ氏は「記録に残る近代戦争において、今回は最も多くの子どもが四肢を失ったとされる紛争だ。ガザ地区に住む100万人の子どもは20年後に何をしているのか。ガザの紛争はイスラエルのテロ製造工場のようなもので、終息の兆しが見えない」と述べました。(雲、榊原)
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