北京
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広西チワン族自治区の欽州港を出港する、新エネルギー自動車の輸出用部品を積んだ貨物船
国際通貨基金(IMF)はこのほど、世界経済の成長は、裕福な欧米諸国よりもBRICS諸国により大きく依存することになるだろうと予測しました。
半年前の前回予測に比べ、購買力平価に基づく今後5年間の経済成長に占めるBRICS諸国(中国、インド、ロシア、ブラジルなど)の割合が高まるとIMFは予想しています。一方、米国、ドイツ、日本などG7加盟国の予想寄与度は下方修正されました。
ブルームバーグはIMFの新たな予測に基づいて、今後5年間の世界成長への最大の貢献国は中国で、その割合は22%で、G7加盟国の合計を上回ると計算しています。もう一つの世界的成長ドライバーはインドで、2029年までに世界成長の約15%を占めると予想されています。
他の国に関するいくつかの予測も、特に購買力評価基準に基づいて、世界経済の新興市場への依存度が高まっていることを示しています。(HJ、野谷)
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