北京
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23/19
中国商務部の何亜東報道官は31日の記者会見で、「欧州連合(EU)による中国製電気自動車(EV)に対する反補助金調査の最終決定は、世界貿易機関(WTO)の規則に合致せず、中国とEU業界の中核的な関心事を解決できない。中国は認めず、受け入れない」と表明しました。
何報道官は、「EU側の中国製EVへの反補助金調査には、不合理的で規則に合わないやり方が多くある。中国は全面的な反論を一貫して続け、EU側に大量の論評や意見、証拠資料を提供したが、EU側は十分に考慮しなかった」と指摘した上で、「中国は、中国と欧州の自動車産業の互恵とウィンウィンを目指す正常な貿易や投資協力を一貫して支持し、奨励している。開放的かつ協力的な姿勢を一貫して堅持しており、市場の導きによる十分な競争に立脚して、関連諸国との貿易、投資、技術など多くの方面でEV産業の協力に取り組んでいる。世界における自動車産業チェーンとサプライチェーンの安定を共に維持しながら、グリーンかつ低炭素への構造転換や気候変動への対応に取り組んでいく」と述べました。(Lin、鈴木)
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