北京
PM2.577
23/19
国防部の張曉剛報道官は31日の定例記者会見で、米国がいくらかの武器を提供しても、台湾海峡両岸の軍事バランスを変えることはできないと述べました。
報道によれば、米国防総省は地対空ミサイルシステムとレーダーシステムなどの19億8800万ドル(約3030億円)相当の武器の台湾への売却を承認したと発表したとのことです。
張報道官は同件について、「米国による中国の台湾地区への武器販売は、一つの中国の原則と中米の三つの共同コミュニケの定めに著しく違反し、中国の主権と安全利益を甚だしく侵害し、中米関係を深刻に破壊し、台湾海峡の平和と安定に危害を及ぼし、『台湾独立』勢力に誤ったシグナルを送るものだ。中国は強く非難し、断固反対する。米国側にはすでに厳重に抗議した」と述べました。
張報道官はまた、「米国は、台湾に武器を与えるという火遊び行為の重大な結果を確実に認識し、誤った道をこれ以上進んではならない」と述べました。(張、鈴木)
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