卓球中国男子の馬龍にスポーツキャリア賞= ANOCアワード2024

2024-10-31 14:27:17  CRI

ANOCアワード2024スポーツキャリア賞を受賞した卓球中国男子の馬龍

 200を超える国・地域が加盟する各国オリンピック委員会連合(ANOC)が選手やチームのその年の活躍をたたえるANOCアワードの授賞式が30日、ポルトガルのカシュカイシュで行われ、五輪で計6個の金メダルを獲得した中国の卓球選手の馬龍(36)にスポーツキャリア賞が贈られました。 

 馬は5歳の時に卓球を始め、2003年に国家代表チームに入りました。五輪では、2012年ロンドン大会で初の金メダルを獲得して以来、4大会連続出場し、計6個の金メダルを獲得し、五輪の金メダル獲得数が最も多い中国選手となりました。 

 2021年に開催された東京五輪では卓球男子シングルスで連覇を達成し、世界の卓球男子選手で初めて五輪・世界選手権・ワールドカップの3大大会シングルスで2回ずつ優勝する「ダブルグランドスラム」の偉業を成し遂げました。 

 馬は受賞スピーチで、国家代表チームのために21年間奮闘してきたことが自分にとって最大の成果だとし、この21年間のキャリアは長い道のりで、幼い頃に愛する卓球と出会えたことをとても幸運に思い、いつか五輪でプレーすることを夢見ていたと話しました。 

 馬は31日、SNSへの投稿で、「Passion」という単語に言及し、「幸運にも若い頃に愛する卓球と出会えた。自分の努力を通じてこのスポーツをこれまで以上に強大にしていきたい」との心情を吐露しました。(ヒガシ、柳川) 

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