北京
PM2.577
23/19
中国有人宇宙飛行工程弁公室によると、有人宇宙船「神舟19号」を搭載した運搬ロケット「長征2号F遥19」が北京時間30日の午前4時27分、酒泉衛星発射センターから打ち上げられました。有人宇宙船「神舟19号」は打ち上げから約10分後にロケットから分離され、予定の軌道に入りました。これまでのところ、乗組員の状態は良好で、打ち上げ作業は成功を収めました。
「神舟19号」は軌道に乗った後、あらかじめ定められた流れに従い、自主的に宇宙ステーションユニットとの迅速なドッキングを行う予定です。また、「神舟19号」の宇宙飛行士は軌道上で「神舟18号」の宇宙飛行士と交替します。「神舟19号」の宇宙飛行士は宇宙ステーションでの活動期間中、数回にわたって船外活動を行い、微小重力を利用した基礎物理現象、宇宙素材関連科学、宇宙環境を利用したライフサイエンス、宇宙医学、宇宙技術などの分野の実験と応用を行う予定です。それとともに、宇宙ステーションをスペースデブリから防護する装置のセッティング、船外荷重と船外装備の回収などのミッションを遂行します。現在、宇宙ステーションユニットは既にドッキング軌道に入っており、状態は良好だということです。(殷、坂下)
KANKAN特集