北京
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23/19
国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は30日の定例記者会見で、「引き続き台湾同胞に大陸部入りするための便宜を提供していく」と表明しました。
国家移民管理局はこのほど、今年に入り、台湾同胞証が99万4000枚発行され、大陸部入りした台湾同胞は前年同期比68.4%増の延べ296万1000人に達したと明らかにしました。これについて、台湾大陸委員会は台湾民衆に対し、大陸部による「大陸入りを誘導するさまざまな統一戦線措置」に「慎重になるべきだ」と注意喚起しました。
朱報道官はこれに対し、「今年の台湾同胞の大陸部往来のデータは、平和、発展、交流、協力が台湾社会の主流の民意であり、台湾同胞の共通の声であることを改めて示している」と指摘し、「台湾同胞の幸せを増進する制度と政策を引き続き充実させると同時に、台湾同胞が大陸部入りするための条件を作り続け、大陸部に来る、滞在する、発展するための便宜を図っていく」と強調しました。さらに、民進党当局に対し、「民心に順応し、両岸の人的往来と交流に設けられた各種の障害をできるだけ早く取り除くことを勧告する」と述べました。(朱、藤井)
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