北京
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中国甘粛省の酒泉衛星発射センターで29日午前、「神舟19号」有人宇宙飛行事業に関する記者会見が行われました。報道官によりますと、有人宇宙船「神舟19号」の打ち上げは北京時間30日午前4時27分に予定されています。
現在、ミッションの各準備作業は順調に進められており、今回の打ち上げミッションを遂行する「長征2号F遙19」ロケットには間もなく推進剤が充填されます。
今回のミッションは宇宙ステーションの応用・発展段階における4回目の有人宇宙飛行であり、有人宇宙飛行プロジェクトの33回目の飛行でもあります。今回の主な目的は、「神舟18号」乗組員との軌道上での交代、約6カ月の宇宙ステーション滞在中の宇宙科学と応用実験(試験)、宇宙飛行士の船外活動と貨物の船外への出し入れ、宇宙ステーションをスペースデブリから防護する装置の設置と船外荷重・船外設備の設置と回収、科学広報教育や公益活動、宇宙搭載実験などを実施し、宇宙ステーションの運行効率をさらに向上させることなどです。(非、坂下)
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