北京
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商務部電子商取引司の責任者はこのほど、2024年第3四半期まで(1~9月)の中国電子商取引の発展状況について「第3四半期までの中国電子商取引は引き続き健全な発展を続け、消費の安定した成長を効果的に促進し、産業のデジタル変革を推進し、新技術の研究開発・応用を加速し、国際的な経済貿易協力を深化させた」と紹介しました。
日用品の電子商取引は急速な成長を見せました。国家統計局のデータによりますと、第3四半期までの全国オンライン小売額は前年同期比8.6%増の10兆9000億元(約233兆7000億円)に達し、そのうち、実物商品のネット小売額は同7.9%増の9兆1000億元(約195兆1000億円)でした。デジタル消費促進策は顕著な効果を上げ、オンラインサービス消費の伸び率も急激で、古いものを回収して新しいものに買い換えることが消費の新たな成長ポイントとなりました。ビジネスビッグデータのモニタリングによると、AI学習機、携帯電話などのデジタル製品がそれぞれ127.9%と15.4%の伸びとなり、オンライントラベルやオンラインケータリングなどのインターネットサービス消費が19.2%増、9月には家電ではレンジフードが157.6%、組み立てパソコンが91.8%、エアコンが17.9%伸びました。
また、税関総署の発表によると、第3四半期までの越境電子商取引による輸出入は11.5%増で、貿易の新たなエンジンとしての役割が強まっています。第3回世界デジタル貿易博覧会では「デジタル貿易アフリカデー」が初めて設けられ、「シルクロード電子商取引デー」がグレードアップされました。ビジネスビッグデータのモニタリングによると、主要なプラットフォームではタイ産ココナツが514.7%、イタリア産オリーブオイルが20.6%増加しました。(Mou、坂下)
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