北京
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配達員が路上で紛失したぜいたく品の入った小包
宅配便配達員の呂さんが16日、上海市公安局楊浦支局定海路派出所の窓口で、紛失後に戻ってきた小包を受け取った後、警察官に「この小包を見つけてくれてありがとうございます。でなければ、仕事が無駄になっただけでなく、多額の弁償をしなければならないところでした」とお礼の言葉を繰り返しました。
当日の早朝、汗びっしょりで配達伝票を手にした配達員の呂さんがあたふたと定海路派出所を訪れ「お巡りさん、小包を紛失しました。探すのを手伝ってもらえませんか」と、助けを求めました。宅配便を配達する途中で大きな小包を紛失したというのです。中の品物はラグジュアリーブランドのバッグで、2万元(約40万円)以上の価値があり、落とした具体的な場所や時間が分からないため、自分で何度探しても見つからなかったということです。
通報を受けた警察は、焦る呂さんを落ち着かせながら、当日の配送コースなど、具体的な状況を詳しく尋ねました。警察が3時間かけて呂さんの配達コースの防犯カメラを調べた結果、紛失した小包を見つけました。配達の途中でうっかり地面に落としてしまい、その後に自転車で通りかかった市民に拾われたことが分かりました。
警察が追跡したところ、バッグを拾った王さんを見つけました。調べによると、王さんはその日、自転車でこの場所を通った際、落ちていた小包を見かけ、捨てられたものだと思って拾ってしまい、家に帰ってから初めて未開封の宅配便だったことに気づいたそうです。近くの宅配ステーションに届けて問い合わせようとしていたところ、まさか警察官が尋ねてくるとは思わなかったそうです。(Mou、坂下)
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