北京
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中国南西部貴州省綏陽の双河洞の第23回国際洞窟科学調査成果発表会が24日、双河洞風景区で行われました。それによりますと、現在、双河洞では115の鍾乳洞がつながっており、長さが437.1キロに更新されました。奥行きは912メートルのままで、アジアで最も長く、世界でも3番目に長い洞窟にランクされています。
また、双河洞の古生物化石の数と種類が第22回双河洞国際洞窟科学調査の終了から第23回調査開始までの間にいくらか増加したことも明らかになりました。研究者たちは双河鍾乳洞群の根洞、金竹林湾風洞、陳華塘水洞と大路坎消坑などで、パンダの個体化石6体(そのうち2体のパンダ個体化石は今回の科学調査期間中に新たに発見)、中華ハイエナカモシカ、スマトラサイなど大量の有蹄類動物の化石を次々と発見しました。
双河洞では1980年代末以降、22回の国際共同科学調査が行われてきました。長年の科学研究探査活動の中で、科学研究チームは大量の地質遺跡および多くの古生物化石、洞窟生物を発見し、洞窟地質、環境、生物多様性の研究に豊富で極めて価値のある研究材料を提供しました。調査が継続的に進められるのにつれて、双河鍾乳洞群の一部のつながっていない洞窟が相次いで双河洞の洞窟系統に組み込まれ、その規模と大きさが無視できなくなったことが、近年のデータ増加の主な原因となっています。中国と国外の専門家の共同の努力により、双河洞の長さは何度も更新されてきました。(Mou、坂下)
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