北京
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23/19
ロシア連邦のカザンで開催中の第16回BRICS首脳会議に出席している習近平国家主席は現地時間23日午後、イランのペゼシュキアン大統領と会談しました。
習主席は会談で、「イランは地域においても国際社会においても重要な影響力を持つ国であり、中国の良き友人で良きパートナーだ。世界で百年未曾有の変化が急速に進む背景下で、両国関係の戦略的意義がいっそう際立っている。国際情勢や地域情勢がいくら変化しても、中国側はイランとの友好協力を揺るぎなく進めていく」と述べました。
習主席はまた、イランが初めて正式加盟国としてBRICS首脳会議に参加することに歓迎の意を示し、中国はイランと共にBRICSの多国間枠組み内で協力を強化し、「グローバルサウス」の影響力と発言権をいっそう拡大しながら、国際秩序がより公正かつ合理的な方向に向かって発展していくことを後押しするとの考えを示しました。
ペゼシュキアン大統領は会談で、「イランは正式にBRICSの加盟国になった。イランのBRICS加入に対する中国側の多大な支持に感謝する。両国はBRICS枠組み内でより多くの協力を展開していきたい」との期待を寄せました。(Lin、榊原)
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