北京
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習近平国家主席は現地時間23日午前、ロシアのカザンコンベンションセンターに到着し、BRICS第16回首脳会議に出席して、未来のBRICS発展について重要な意見を発表しました。
習主席は会議で、「現在の世界は新たな激動と変革の時期に入り、重大な選択に直面している。われわれは『平和なBRICS』を建設し、共通の安全の擁護者にならねばならない。共同、包括的、協力的、持続可能な安全保障の概念を実践してこそ、普遍的な安全保障の道を歩むことができる」と述べました。
習主席は「われわれは『革新的なBRICS』を建設し、質の高い発展の先駆者にならねばならない。時代と密に歩調を合わせ、新たな質の生産力を育まねばならない。われわれは『グリーンなBRICS』を建設し、持続可能な発展の実践者にならねばならない。中国の電気自動車、リチウム電池、太陽光発電製品などの質の高い生産能力は、世界のグリーン発展を助ける重要な力を提供している。われわれは『公正なBRICS』を建設し、グローバルなガバナンスシステム改革のけん引者にならねばならない。国際的なパワーバランスは大きく変わりつつあるが、グローバルなガバナンスシステムの改革は長期にわたって停滞している。われわれは『人文のBRICS』を建設し、文明の調和と共存の提唱者にならねばならない。中国が打ち出したBRICSデジタル教育協力イニシアチブは既に実行に移されており、BRICSデジタル教育能力構築計画を実施し、今後5年間でBRICS諸国に10カ所の海外学習センターを設立し、1000人の教育管理者、教師と学生に研修のチャンスを与えることになる」と述べました。(まげつ、坂下)
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