北京
PM2.577
23/19
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)傘下のCGTNは中国人民大学と共同で、新時代国際伝播研究院を通じてBRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の1634人を対象にアンケート調査を実施しました。
調査では、回答者の96.2%が、各国は平等に国際問題に参加し、共同で国際システムと秩序を確立すべきだと考えています。また、回答者の83.9%が国連に対して「グローバルサウス」諸国の利益と要求にもっと関心を払うよう呼びかけました。「国際秩序において早急に改革すべき点」という設問では、回答者の63.6%が国際機関の意思決定の透明性の向上を求め、60.2%が国際問題における発展途上国の代表性と発言権の強化を求めました。
調査によりますと、「グローバルサウス」諸国に対する中国の貢献度ランキングでは、インフラ建設の強化(79.7%)、金融・技術支援の提供(77.1%)、発展経験の共有(77.5%)、人材育成の強化(75.4%)、貧困脱却経験の共有(72.9%)が上位5位にランクインしています。
また、回答者の89.8%は中国が打ち出したイノベーション主導戦略に賛同し、各国が新たな科学技術革命の新たなチャンスをつかみ、経済成長の新たな原動力を模索することへの期待を示しています。(非、坂下)
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