北京
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外交部の林剣報道官は21日の定例記者会見で、BRICS首脳会議に関する記者の質問に答えました。
ある記者が、「中国はBRICS首脳会議に何を期待するか。中国の優先課題は何か。中国は首脳会議を通じてどのような成果を得たいと考えているか」と質問しました。
林報道官は、「習近平国家主席がカザンで開催されるBRICS首脳会議に出席するというニュースは既に発表したが、ここで改めて強調したいのは、今年は『大BRICS協力』(大BRICS協力とはBRICS協力メカニズムが歴史的な拡大を実現した後の、BRICSの新たな協力モデル)のスタートの年であり、今回の会議はBRICSのメンバー拡大後初めて開催されるもので、国際社会が広く注目しているということだ」とした上で、「成立以来、BRICS諸国は一貫して開放・包容、協力・ウィンウィンの精神を堅持し、団結自強という初心を守り、多国間主義を守ることに力を注ぎ、国際問題において積極的かつ安定して前向きな力となってきた」と述べました。
林報道官はまた、「習近平国家主席は今回の会議で、各国の指導者と現在の国際情勢、BRICSの実務協力、BRICSメカニズムの発展、共通の関心事である重要問題について踏み込んだ意見交換を行う。中国は各国と共に、『大BRICS協力』の安定した発展を推進し、『グローバルサウス』が連携して自らの向上を図る新時代を切り開き、世界の平和と発展を共同で推進したいと願っている」と述べました。(HJ、坂下)
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