北京
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中国初の省クラスの総合的な遺伝資源バンクである四川省遺伝資源センターバンクが20日、成都市管轄下の邛崍市で正式に全面的に稼働しました。
センターバンクは邛崃市天府現代種業園に位置し、敷地面積は約6900平方メートルで、植物の遺伝資源バンクエリア、牧畜水産の遺伝資源バンクエリア、科学普及展示エリアからなっており、遺伝資源の収集と保存、研究と利用、科学の普及と展示の三つの機能を持っています。遺伝資源を後世に残す「ノアの箱舟」として、センターバンクは、植物の遺伝資源52万4000点、食用菌の遺伝資源5万点、家畜水産の遺伝資源131万点を含む各種類の遺伝資源188万4000点を保存することができます。
センターバンクは主に三つの面に重点を置きます。西南地区さらには全国から収集された遺伝資源を保存すること、遺伝子の鑑定や開発、分析に焦点を当て、遺伝資源の利用効率を高めていくこと、遺伝資源への研究を強化し、有益な遺伝子を利用して新品種や改良品種を育成していくことです。
遺伝資源センターバンクによりますと、遺伝資源のセンターバンクでの保存期間は最高50年に達し、四川省の今後30年から50年の動植物の遺伝資源の標準化保存の需要を満たすことができるとのことです。(藍、野谷)
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