ジャイアントパンダのバオリーとチンバオ 15日から米国に10年滞在

2024-10-15 14:06:07  CRI

 ジャイアントパンダの「宝力(バオリー)」と「青宝(チンバオ)」は14日夜、専用車に載せられて中国ジャイアントパンダ保護研究センター都江堰基地を出発し、成都双流国際空港へ向かいました。2頭は15日に専用機で米ワシントンDCのスミソニアン国立動物園へ向かい、10年間の米国滞在を始めます。中国野生動物保護協会と中国ジャイアントパンダ保護研究センターは14日午後、2頭のために送別会を開催しました。  

バオリー

チンバオ

 雄のバオリーは2021年8月生まれ、雌のチンバオは同年9月生まれです。どちらも活発な性格で、高所に登るのが好きです。 

 2頭がスミソニアン国立動物園で健康に楽しく暮らしていけるよう、中国側は何度も専門家を米国に派遣して居住環境や飼育管理、餌の保障、健康ケアなどの面で評価を行いました。スミソニアン国立動物園は、中国の専門家の意見に基づいてパンダの居住施設を改築・向上させ、整った飼育管理制度と技術規範を制定し、定期的な健康モニタリング報告と現地検査評価メカニズムを強化しました。 

 スミソニアン国立動物園は今月初め、4人の飼育員と獣医を相次いで中国に派遣して2頭の飼育管理と疾病予防・治療に参加させました。中国ジャイアントパンダ保護研究センターは2人の飼育員と獣医を派遣して2頭がスミソニアン国立動物園で新しい環境に早く適応できるよう付き添うということです。(Yan、柳川) 

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