北京
PM2.577
23/19
中国科学技術情報研究所はこのほど、北京で「2024年中国科学技術論文統計報告」を発表しました。報告によると、中国の各学科における最も影響力のある論文数、ハイレベル国際ジャーナル論文数、そして引用回数が引き続き世界一を維持しています。
「ハイレベル国際ジャーナル論文」とは、各学科を代表する世界的な科学技術雑誌に掲載された論文を指します。筆頭著者の所属機関に基づく統計分析によると、中国はハイレベル国際ジャーナル論文を11万8500本発表し、世界全体の33.6%を占めています。また、引用回数は81万8900回に達し、発表本数と引用回数の両方で世界一となっています。
過去2年間に発表された論文で、統計期間内に大量の引用を受け、かつその引用回数が当該分野で上位0.1%に入る論文は「ホット論文」と呼ばれています。今年7月時点で、中国のホットペーパー数は2071本で、世界全体の48.4%を占めています。この数は2023年の統計と比べて2.5%増加しており、世界ランキングで引き続き1位を維持しています。米国のホットペーパー数は1625本で、2位につけています。
一方、中国の高被引用論文数は6万5700本で、世界全体の33.8%を占めており、2023年の統計と比較して世界占有率が3%増加し、世界2位にランクされています。米国の高被引用論文数は7万6500本で、世界全体の39.3%を占め、依然として1位を維持しています。(雲、野谷)
KANKAN特集