北京
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中国南西部四川省の省都・成都市にあるジャイアントパンダ繁殖研究基地によると、米国のアトランタ動物園に滞在していたジャイアントパンダ「レンレン」と「ヤンヤン」夫婦とその双子のパンダ「ヤレン」と「シレン」が中米ジャイアントパンダ国際保護協力協議に基づき、双方の入念な協力・手配の下で、北京時間13日の午後9時13分、専用機で成都市の双流国際空港に順調に到着しました。随行した獣医によると、4頭のジャイアントパンダの健康状態は良好で、獣医と飼育管理専門家チームの付き添いの下、既に順調に成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地に移され、少なくとも1カ月間にわたって隔離され、検疫が行われる予定です。
ジャイアントパンダの「レンレン」と「ヤンヤン」は1999年に米国アトランタ動物園に赴き、現地での生活を始めました。その間、動物園側の心を込めた世話と飼育のおかげで、合わせて5回の出産で7頭の赤ちゃんパンダが誕生しました。これは、中国と欧米地域のジャイアントパンダ国際繁殖協力プロジェクトにおける最高の成果です。ジャイアントパンダの国際協力プロジェクトを絆として、双方はジャイアントパンダの繁殖育成、行動訓練、予防獣医学、保護教育などの多くの協力を行い、ジャイアントパンダ保護研究技術のレベル向上とジャイアントパンダ保護事業の発展促進に重要な役割を果たしました。(任春生、坂下)
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