北京
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消費市場ビッグデータ実験室の14日の発表によれば、上海市では電子版飲食クーポン券が配布されたことで、飲食業の売上高が前年の同時期よりも大幅に増加しました。
上海市は先ごろ、市の財政出動により、3億6000万元(約76億円)の飲食クーポン券を配布することを決めました。期間は9月28日から11月末までで、1億8000万元分ずつ2期にわたって配布されます。9月28日からの配布は、さらに4回に分けられます。飲食クーポン券配布の目的は、サービスや物品購買の質の向上と拡大を促進し、ビジネスや観光、文化、スポーツ、展覧などの連動を強化することです。
消費者と飲食店経営者は飲食クーポン券に強い関心を持ち、積極的に利用しました。9月28日に飲食クーポン券の配布が始まるとすると、配布窓口であるアリペイ、ウィーチャット、雲閃付(ユニオンペイ)のアプリ3種のアクセス数は、最多で1190万件に達しました。
第1期分では第2回までの配布で、上海市内の飲食店の売上高は前年同期比37.8%増の163億600万元(約3400億円)に達しました。特に国慶節(建国記念日、10月1日)連休中には、クーポン券が使える飲食店の予約量や客数が目に見えて増加し、友人や家族との会食が増え、経営者は大きな手ごたえを感じました。7日間の国慶節連休中に、上海市では飲食店の売上高が、前年同期比44.8%増の81億9200万円に達しました。(閣、鈴木)
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