北京
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10月12日は、中国で初めて国立公園が設立されてから3周年の日でした。この3年間に設立された三江源国立公園、大熊猫(ジャイアントパンダ)国立公園、東北虎豹国立公園、海南熱帯雨林国立公園、福建武夷山国立公園の5カ所は、大きな成果を収めてきました。国立公園の保護面積は23万平方キロに達し、中国の重点保護陸生野生動植物種の30%近くがこれらの公園内に生息しています。
この3年間、象徴種とされる生物種の個体数は増加し続けています。中国のチベットカモシカの数は7万頭余りに増え、ユキヒョウ(雪豹)は1200頭余りに回復し、当初は27頭だった東北トラ(アムールトラ)は70頭前後に、当初は42頭だった東北ヒョウ(アムールヒョウ)は80頭前後になり、40年前にはわずか2群の10頭未満しか生息していなかった野生の海南テナガザル(ハイナンテナガザル)が7群の42頭になりました。
また、この3年間で中国の生態系の多様性、安定性、持続性は着実に向上しました。長江、黄河、瀾滄江の源流地帯では全面保護が実施され、野生パンダの70%以上を保護し、さらにパンダが移動するための13のパンダ局所個体群生態回廊が確保されました。(張、鈴木)
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