中国 米による中国のコネクテッドカー規制などに厳正な関心表明

2024-10-09 11:25:30  CRI

 商務部の王文涛部長と米国のジーナ・レモンド商務長官は8日の電話会談で、各自関心を持っている経済貿易問題について、率直で踏み込んだ実務的な意思疎通をおこないました。今回は両国の商務部門におけるメカニズム的な意思疎通です。

 王部長は、「昨年11月の両国首脳のサンフランシスコでの歴史的な会談は、両国の経済貿易関係の発展方向を示した。両国の経済貿易関係は両国関係の安定器になるべきだ」と述べ、「相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンを基礎に、米国と共に同会談の共通認識を確実に実行し、両国の経済貿易関係の正しい軌道への復帰を推進する願いがある」と中国の姿勢を表しました。

 王部長は主に、米国の対中半導体政策、中国のコネクテッドカー(インターネットへの常時接続機能を具備した自動車)の制限などについて厳正な関心を示し、経済貿易分野における国家安全保障の境界を明確にする必要がある。これは世界の産業チェーン・サプライチェーンの安全と安定維持のためになり、両国の業界協力に良好な政策環境づくりに役立つ」と強調しました。そのうえで、中国企業が抱える具体的な問題を重要視し、中国企業への制裁を早期撤廃すると同時に、中国企業の米国におけるビジネス環境を改善するよう促しました。(朱、野谷)

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