北京
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23/19
外交部の8日の記者会見で、記者が「昨日(7日)はガザ地区で衝突が勃発して1周年となる日であり、衝突は現在も続いている。中国側はこれをどうみているか、またどのようにして停戦と紛争終結を一層推進していくのか」と質問しました。
毛寧報道官はこれについて、「ガザ地区の衝突は多くの罪のない命を、深刻な人道主義上の災難をもたらした。その影響は周辺地域にも及び、地域の緊張情勢はエスカレートし続けている。残酷な事実は、軍事と暴力は問題を解決する手段ではなく、新たな恨みを重ね、平和と安定を遠ざけるだけであることを十分に証明している」と述べました。
毛報道官はまた、「中国は先頃、ガザ地区が現在の衝突の苦境を抜け出すには停戦と人道主義による救援が急務であり、ガザ地区の戦後復興の基本原則は『パレスチナ人によるパレスチナ統治』であり、将来の根本的な解決策は『二国家解決案』であるという『三つのステップ』を提案した。パレスチナ人民の正当な民族的権利は実現されなければならず、イスラエルの安全保障に対する合理的な懸念も重視されるべきである。国際社会は情勢のエスカレーションに歯止めをかけると同時に、より大規模で権威があり、より実効性のある国際平和会議を開き、『二国家解決案』を実行するためのスケジュールとロードマップを定め、最終的にパレスチナとイスラエル両国の平和的共存、アラブとユダヤの二つの民族の調和した共存を実現するべきである」と述べました。(任春生、坂下)
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