中国企業によるアフリカ最長の低層斜張橋 主橋の連結が完了 今年末開通へ

2024-10-07 16:57:24  CRI

タンザニアで建設中のマグフリ橋

 中国土木集団と中国鉄建十五局集団がアフリカ東部のタンザニアで共同建設するマグフリ橋では6日、主橋部分の連結作業が完了しました。アフリカ最長となる低層斜張橋は、これにより全線が貫通し、全線開通へのカウントダウンに入りました。

 マグフリ橋は、タンザニアの国家重点プロジェクトで、アフリカ最大の湖ビクトリア湖の南岸に位置し、全長4.66キロ、両方向4車線、設計時速120キロメートル、主橋全長520メートルの三塔双索面低層斜張橋として設計されています。

 全建設過程において、プロジェクト・チームは「グリーン建設」を重視し、建設による湖の水質への影響を最小限に抑えるグリーン建設技術を継続的に開発し、アフリカの人々の「母なる湖」を効果的に保護しています。

 また、このプロジェクトは、現地のために200人以上の管理者と技術労働者を育成し、毎年1600人以上の雇用を創出するとともに、20社近くの下請け業者と100社以上のサプライヤーがプロジェクトに参加しています。

 マグフリ橋は、この全線連結後完了後、アスファルト舗装と付帯土木工事を実施し、2024年末までに完成・開通する予定です。この開通により、ビクトリア湖初の橋梁プロジェクトとして、タンザニアのムワンザ地区と隣国のウガンダ、ルワンダ、ブルンジを結ぶ重要な交通中枢となります。(HJ、MI)

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