北京
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今年は中華人民共和国の成立から75年となります。当初の1949年には35歳だった中国人の平均寿命は、2023年には78.6歳と、2倍以上に伸びました。新中国は全人類が共通して追い求める健康の課題で、歴史的な飛躍を達成したわけです。
最新データによると、中国には末端医療衛生保健関係者が495万人おり、うち農村部の医師は110万人で、予防、保健、診察の巨大な医療サービスのネットワークが構築されました。
中国の末端医療衛生機関の総数は現在102万カ所になり、診療患者延べ人数が全体の52%を占めています。また、遠隔医療サービスネットワークがすでにすべての市と県、さらにコミュニティーや農村末端をカバーしています。中国では末端の医療衛生機関が衛生院などと呼ばれますが、全国の70%の衛生院が上級病院と遠隔医療の協力関係を構築しています。
中国は当初の「病気治療が中心」から「人民の健康維持が中心」へと、14億人以上が共に建設し共有する「健康中国」として、青写真を現実のものにしつつあります。(シンエン、鈴木)
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